
たかはしスタイルの定義
時短できれい。なにより、ここちいいを目指します。
日々の暮らしの中で着付けの時間や高度な手技などの負担を感じず、きものを楽しめるレベルを一番に目指した着方です。
着くずれないということより、着くずれても直せるという着方、そしてここちいい着方でもあります。
日常的にきものを楽しむためのもので、最高に美しい着方を最優先していないところに最大の特徴があります。つまり、日常的なゆとりを最大限に大切にしていると言うことです。
ほどよく美しく、本当の意味で「ナチュラル志向」の着方です。
たかはしスタイルのポイント
① かならず鏡を通して着姿を確認すること。
きものを着る際は、全身が映る姿見を目の前に置きましょう。
鏡を通して自分の着姿を見ると、自然と姿勢が真っ直ぐになることと、自分がイメージする着姿になり、何より時短着付けにマストな方法です。
自分の動きと鏡の中にうつる自分の動きが一致しないから、はじめは誰もが少し手間取りますがすぐに慣れます。
スムーズに自分で着付けられるようになれば、鏡のない場所でもちゃんと着られるようになります。
② 時短で着る「めざせ!15分できもの美人」
たかはしスタイルの着方は、余計な手順も、ひもも省略した着方なので、覚えてしまえば着付けることは簡単です。驚くほど時短で美しく着あがります。
③ 手順や道具はできるだけ少なく。でも美しい着姿。
ひもを一本でも減らせると楽なだけでなく、暑さの体感も変わります。
生地目が体に与える効果などポイントをしっかり押さえれば、重複するひもが必要ないことがわかります。
④ 長時間、着ていても「ここちいい着付け」
たかはしスタイル最大のポイントは「骨盤」。補整や肌着で骨盤を立てることで、自然と体が前に開き、姿勢が良くなることで、着ていてここちいい着方が実現できます。
この感覚は、実際のレッスンで体感していただくことが一番です。
⑤ 着くずれても簡単に手直しできるから、いつでもキレイ。
しっかり着付けても、動けば体にそって布は動きます。着くずれないようにガチガチに着付ける考え方ではなく、着くずれても、すぐに手直しできる着方こそ、いつでもキレイな着姿を保てる、たかはしスタイルの着方なのです。
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