きもの帯の仕立て方（気仙沼・宮城のお客様）

先日、帯かがりを承ったお客様よりこんなお問い合わせがありました。
「帯の線ピッタリに折り目が来なくていいんですか？」
「タレのところの線にピッタリくるものではないんでしょうか？」と。

帯の線はまっすぐではなく、湾曲している場合があり真ん中に合わせて
折ると両端の線が外から見えることがあります。

あまりギリギリにかがってしまうと、逆に見えてはいけないところが
見えたりして格好悪くなっちゃうんです。

なので、タレ線ギリギリではなくて、少し余裕を持たせて
かがらせていただきました。